2gaibuアプリ開発のきっかけ

 スマートフォンといわれているものは、電話というより立派なコンピュータです。しかも、一昔前の高価で巨大なコンピュータより、はるかに高性能で小型化されています。さらにインターネットに接続することができます。手軽にネットのデータや動画、写真を見ることができたり、クラウドの「端末」になったり、非常に便利ですよね。

 しかし、スマートフォンには、もっとコンピュータらしい使い方があるのではないでしょうか?

 スマートフォンは小さい中にGB単位の膨大なデータを収納することができます。その容量は、人が一生文章を打ち込み続けたとしても埋めることのできないほど大きなものです。(※)

 普段、メモをとる方は多いでしょう。しかしそのメモをどこに置いたのか忘れた、もしくは、メモの量が多すぎて目的のものを探し出せない、なんていう経験があるのではないでしょうか?
 つまり、もうそんなことがないよう、一生分の入力文字データを集め、いつでも参照できる快適な状況をつくりたい。メモだけでなく、様々な記録も同様です。けれど、どこかのサーバーに全部を置くのは不安、すべて自分の手の中で管理できるようにしたい。と考え、今回のアプリを作りはじめたのです。


(※)
 1秒に一文字入力できたとして、毎日8時間、これを50年続けたとします。
 1時間は3600秒。1日は24時間。1年は365日。なので、
   3600x24x365x50 = 525,600,000 文字 ⇒ SDカードに全部入ります。